300年以上、ヴァイオリンの最高峰として存在し続ける「ストラディヴァリウス」に焦点をあてた、世界初となる体験型クラシックフェスティバル「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018 -”f”enomenon-」の開催が決定。全国10箇所でコンサートが行われるほか、街や駅でのサテライトイベント、東京・森アーツセンターギャラリーで行われる展覧会など興味深い内容が目白押しだ。期間は2018年5月から10月まで。
目次
ストラディヴァリウスとは
約300年前、イタリアのクレモナ地域で、アントニオ・ストラディヴァリにより生み出された「最高傑作」と言われるヴァイオリン「ストラディヴァリウス」(ヴィオラ・チェロ・ギターも製作)。一挺が数億円ともいわれ、ヴァイオリンのマスターピースとして永く称賛されてきた。
デザインは完璧な均整をもった形と称され、その音色・響きは歴代のローマ法王やマリー・アントワネットなど数多くの人々を魅了。ヴァイオリンの王様とも言われ、その繊細で美しく、且つ力強い音色の秘密は謎に包まれたままだ。
イベントは、ストラディヴァリウスが聴衆を巻き込む不思議な現象、つまりヴァイオリンの音の出口“f”字孔から巻き起こる不思議な現象を“f”enomenon-と称し、その魅力を体験してもらえるような体験型のフェスティバルとして、様々な切り口で開催される。
ストラディヴァリウスフェスティバルを構成する3つの体験型プログラム
1,メインコンサート 時期2018年7年
ストラディヴァリウス ソロイスツ コンサート
～三浦文彰・宮田大 with 東京藝術大学・英国王立音楽院～
世界が注目する若手ソリスト三浦文彰（ヴァイオリン)、宮田大（チェロ）と日英を代表する音楽大学混成オーケストラとともにストラディバリウスの響きを堪能することができる。
日程：2018年7月1日(日)
会場：サントリーホール 大ホール
出演：英国王立音楽院、東京藝術大学選抜オーケストラメンバー
ゲストソリスト：三浦文彰、宮田大
チケット情報：2018年3月3日発売予定
S席 7,000円、A席 5,000円、B席 3,500円
2,サテライトイベント／コンサート 時期：2018年8月～9月
ストラディヴァリウスの響きをより開かれたシチュエーションで楽しめるイベント。コンサートやトークライブなど、より身近なシチュエーションでストラディヴァリウスの響きを体感できる機会を創出する。
3,ストラディヴァリウスの魅力を紐解く壮大な展覧会 時期：2018年10月
ストラディヴァリウスの魅力をさまざまな次元から紐解くエキシビジョン「STRADIVARIUS Experiential Exhibition」。なぜ300年もの間、その音を愛する愛好家は途絶えず、“生きた楽器”であり続けることができたのか。フェスティバルのフィナーレとなる本展では、きわめて貴重なギター、ヴィオラ、チェロを含むストラディヴァリウスが展示予定。※2018年1月現在。
日程：2018年10月9日(火)～10月15日(月)
会場：森アーツセンターギャラリー
その他
※パートナーシップイベント：2018年5月～6月
ストラディヴァリウス サミット・ コンサート2018
東京ストラディヴァリウスフェスティバルと連携し、オーケストラの最高峰ベルリンフィルハーモニーのスペシャルメンバーが、11挺のストラディヴァリウスを演奏。
東京・サントリーホールをはじめとする、全国10箇所でコンサートを開催予定。
主催・製作：テレビ朝日/ヴィーブル
開催概要
＜TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 -“f”enomenon- ＞
会期：2018年5月～10月
・プログラム1：メインコンサート「ストラディヴァリウス ソロイスツ コンサート」
・プログラム2：サテライトイベント/コンサート
・プログラム3：ストラディヴァリウス エキシビジョン(展覧会)
主催：東京ストラディヴァリウスフェスティバル 2018実行委員会
監修：日本ヴァイオリン
スペシャルパートナー：Museo del Violino
(クレモナ市ヴァイオリン博物館)
公式エアラインパートナー：
ANA/全日本空輸株式会社
特別協力：
東京藝術大学、英国王立音楽院、パソナグループ
協力：
森アーツセンターギャラリー
サントリーホール
アシュモレアン博物館
Accademia Nazionale di Santa Cecilia
(サンタ・チチェーリア国立アカデミア)
ハビスロイティンガー・ストラディヴァリウス財団
The Strad
ANAインターコンチネンタルホテル東京
後援：イタリア大使館、ブリティッシュ・カウンシル
協賛：センチュリータイムジェムズジャパン株式会社
