「世界のカバン博物館」で、東京藝術大学美術学部デザイン科1年生が制作した作品を展示する成果展「2018 モチハコブカタチ展」が開催される。期間は、2018年1月30日(火)から3月10日(土)まで。入場は無料。

スポンサーリンク

世界のカバン博物館について

バッグメーカー、エース株式会社の創業者・新川柳作が長年収集してきたバッグの個人収蔵品を、広く紹介する文化事業として「世界のカバン館」は1975年に開設された。エースの創業70周年にあたる2010年に「世界のカバン博物館」として大幅にリニューアルを行い、世界五大陸、約50カ国より収集された希少価値の高いコレクションをはじめ、カバンの歴史、文化に触れることができるカバンの博物館となっている。

 

暮らしの中で使われる「カバン」には、それぞれの国の独自の文化や風俗があり、発展の歴史がある。カバンの歴史を学べるコーナーのほか、世界のカバンコレクションでは世界中から集められた550点余りの珍しいカバンや希少価値の高いバッグを収蔵・展示。また、思い出のカバンや歴史に立ち会った逸品として、著名人より寄贈された愛用のバッグも多数展示。人間の暮らしとの深い関わりを知り、より多くの人にカバンの世界を身近に感じてもらえる博物館だ。

モチハコブカタチ展とは

「世界のカバン館」で開催されるモチハコブカタチ展は、東京藝術大学との共同プロジェクト「エース株式会社デザイン展 モチハコブカタチ」を2011年に東京藝術大学美術館陳列館で開催した事をきっかけに、毎年テーマを設け開催をしており、今回で6回目の開催となる。

 

いわゆる産学協同の取り組みのことで、「世界のカバン博物館」という場所を使用して学生たちの作品を展示し、多くの一般来館者に作品を見てもらい、またエースから来館者の意見や感想を学生たちにフィードバックすることで、彼らのプロダクトデザイナーとしてのスキルアップや更なるモチベーションの向上に役立てもらえるよう、このような特別展示を継続実施している。

「2018 モチハコブカタチ展」について

「2018 モチハコブカタチ展」のテーマは、「未来のカバン」。2020年を意識したスポーティブなライフスタイルをはじめ、未来の生活をイメージしデザイン。目的を持った未来のカバンを提案する。

 

例えば、DMに載っている3つの鞄。左から、「Libertas (リベルタス)」は、ハニカム構造を採用し、どんな形状のものを入れてもいいフレキシブルなデザインだ。「COIL WING (コイルウィング)」最も単純な構造の[ 開く / 巻く ] を基にしたカバン。中身の容量により持ち方を自在に変えられるという。「Flexy (フレクシィ)」はハンズフリーな世の中に対し、今一度「触れる」ことに注目したネット状のポーチ。中身によりフレキシブルな表情をみせる。

開催概要

2018 モチハコブカタチ展
会期:2018年1月30日(火)~3月10日(土) 10時~16時半(入館は16時まで)
開催場所:世界のカバン博物館
住所:東京都台東区駒形1-8-10 エース株式会社 東京店内
入館料:無料
休館日:日、祭日
問い合わせ先:03-3487-5680(世界のカバン博物館)

公式サイト

URL:https://www.ace.jp/museum/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう