ポスター《ジョブ》(部分)1896年 リトグラフ

展覧会『ミュシャ展~運命の女たち~』名古屋・松坂屋美術館で開催される。期間は、2017年12月23日(土・祝)から2018年2月18日(日)まで。1月1日は休館。

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アルフォンス・ミュシャについて

ポスター《黄道十二宮》1896年 リトグラフ

チェコ出身のアルフォンス・ミュシャは、19世紀末から20世紀にかけてヨーロッパで開花した美術運動、アール・ヌーヴォー(新しい芸術)の代表的な画家として有名。

 

1894年に当時の伝説的な女優サラ・ベルナールのポスター《ジスモンダ》を制作し、一夜にしてパリ中の話題をさらい、一気にスターダムにのし上がったミュシャ。流れるような髪に華やかに着飾った美しい女性、色とりどりの花や植物などの有機的なモチーフ、ゴージャスな宝石などを散りばめた装飾性豊かなポスターや版画は一斉を風靡し、アール・ヌーヴォーを代表する世界的な作家となった。

 

日本でも大変な人気で、2017年3月には国立新美術館で「ミュシャ展」も開催され、チェコ国外では世界で初めて《スラヴ叙事詩》が全作品(20点)展示されている。

 

カレンダー《ビスケット・ルフェーヴル=ウティール》1896年 リトグラフ

 

名古屋・松坂屋美術館では、ミュシャの祖国チェコの個人コレクションから、彼により描かれた女性たちを中心に代表的なポスター、版画、関連写真などあわせて約150点の作品を一同に展示。初めての方も、何度もミュシャの作品を見たことがある人も、楽しめるような展覧会になっている。

イベントも

素描《農民風のブラウスを着た少女》1878年 木炭

 

松坂屋美術館内で、2018年1月7日(日)14時から、古谷可由氏(ひろしま美術館学芸部長)によるギャラリートークも行われるので、時間あえば、ぜひ行ってみてほしい。

展覧会概要

展覧会名: ミュシャ展 ~運命の女たち~
会期:2017年12月23日(土・祝)~2018年2月18日(日)
※2018年1月1日(月・祝)は休館日
開館時間:10時~19時30分
ただし、12月31日(日)、最終日2018年2月18日(日)は18時閉館
(いずれも入館は閉館30分前まで)

入館料(税込):

・一般1,000円(800円)
・高、大生800円(600円)
・中学生以下無料
※( )内は前売り・団体割引料金
※団体は10名様以上
※障害者手帳・特定疾患医療受給者証をお持ちの方と付添の方1名様まで無料
※前売券は、チケットぴあ・サークルKサンクス(Pコード 768-680)、ローソン・ミニストップ(Lコード 45563)、セブン-イレブン、ファミリーマート、イープラスなどでも、12月22日(金)まで購入可能。
※コンビニエンスストアにて購入した前売券、当日券は松坂屋の契約駐車サービスは利用できない。

主催:松坂屋美術館、CBCテレビ
協力:CBCラジオ
後援:愛知県
・岐阜県・三重県・名古屋市 各教育委員会
企画制作:MBS

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